英語の教科書が変わって、学校の定期テストは変わったか?~地域の中学の問題分析~

塾長の岩田です。

昨日は大雨警報で学校は休校となりましたね。

 

高校生の皆は「テストが伸びた」子が多く、あと1日頑張ってもらいましょう!

 

さて、塾では中学生の中間テストの点数が判明しつつあります。

こちらも非常に気にしつつ、この結果を見ています。

特に今年教科書が変わった英語に関しては、どの様な定期テストが出されているのかという点が本当に気がかりな部分です。

 

 

教科書は確かに難しくなった→だから問題も難しくなる

 

というのはいささか早計すぎなのですが、ある程度はそのように考えて問題ないかと思っています。

教科書が難しくなった要素として文法内容が多くなったことも挙げられます。

単語が多くなったこともそうです。

 

これらがテストにどう反映されるか、その検証に多くの時間を割いた今週でした。

昨日は川西南中の問題も入手できたので、問題分析していました。

各学校のテストを色んな視点で分析しています。

・教科書本文の引用(=いわゆるまんま“出題率”)がどの程度か?

・長文問題は何題出されているか?

・単語の一問一答は?

・初見の長文はあるか?

・リスニング配点は?

などなど、こちらで伊丹市内の中学のテストを回収し、分析を進めています。

 

なんだか市内の中学で

 

 ・あなたならどうしますか?的質問

 ・いわゆるABCD問題   が妙に増えた印象はあります。

 

ここで全てを書くことは難しいのですが、やはり「先生による」という、どうしようもない部分にぶち当たることは事実ですね。

 

たとえば、伊丹西中の中2のテストでは、リスニング問題の配点は24点もあります。

これだけを見ていると、共通テストでのリスニングが配点上がったし、やはりその傾向だ!!とか言えてしまいそうですが、

そうかと思うと、松崎中3年の場合は、8点です。

 

まあ、、、結局学校、そして作る先生による、ということなんですね。

 

あと、教科書長文「まんま出題率」という軸でも見ていきました。

同じく西中の中2だったら、長文3題中、2題が教科書の本文そのままを引用したものでした。一題は初見の文でした。(生徒にとってはいわゆる実力問題)

 

おおっ!教科書が変わって難しくなったし、その教科書の本文を重用するんだな!!!

と思いきや、西中の中3では「まんま出題率」は0/2という結果でした。(ただ、ここには詳しくかけませんが、これには合理的な背景があります)

 

事前に色々気をもんで、色々考えてきましたが、「結局それかい!!!笑」といういつもの流れに持ち込まれた感はあります。

とはいえ、新しく見て取れる傾向もありますので、このあたりはもう少し分析をして塾のニュースレターにまとめていきたいと思っています。 

 

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この記事を書いた人

岩田英証のアバター 岩田英証 学習教室サクセス 塾長

生徒一人一人が安心できる居場所としての塾を目指しています。同時に、知的好奇心ややる気を刺激し、互いに高め合える環境を提供することで成長を支えたいと思います。この理念のもと、生徒さんの可能性を最大限に引き出す教室運営に日々努めています。

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