講師一同に塾長が昨日送信したメッセージ

さてさて、10月5日(土)に予備校講師 野田亮太先生をお呼びして合同講師研修会を昆陽教室で行いました。
夏の講演会でも熱弁をふるっていただいた、野田先生の迫力ある骨太なトークが炸裂し、我々講師陣は非常に刺激を受け,有意義な時間となりました。

冒頭、野田先生からの指導者としての留意点、的な感じでざっとお話をいただいた後は、約1時間、質問を受け付けてそれに野田先生が回答をしていくという流れで進みました。

講師一同、野田先生のトークに引きずりこまれて、色々と質問も出て盛り上がり、またとない良い場となりました。

ただ、これも自分がそれを活かさないとダメなので、それをきちんと現場で生かしてますか?というような意味で、私が学生講師の皆に以下のようなメッセージを送りました。

一通り、書いて送ってみて、なかなか良いことを書いたなあ(笑)とも思えたので、せっかくですのでブログにも書くこととしました。僕らはこういうことを考え共有して指導している、ということを少し分かってもらえれば、という感じです。

正論っぽく聞こえる言葉って、注意が必要だと僕は個人的に思っています。誰も文句が言えない言葉にあぐらをかいて、伝え方の工夫を怠っていないか、ということです。

お気軽にお読みください。(少し表現を柔らかく替えた(笑)部分もあります)

皆さん、こんばんは!
さて、10月5日(土)の研修会からしばらく経ちましたが、どうでしょうか?

受けた刺激はやはり徐々に忘れてしまうので、また各自が思い出しつつ、僕らの授業が良い方向に進むようにいきましょう!ここで僕が思ったことを1点共有しておきます。

◆「授業がない6日間」に生徒がどこまで自分でやれるようになるか?という意識

当日出席していた人は分かると思いますが、このポイントはよく話題に上がり、大きなポイントであったことは間違いありません。

「塾以外の、家や学校での勉強を少しでも長く、効果的にやれるようになるか」という意識です。

「普段からやること大切」「コツコツした積み重ねが一番」とか、僕らがかける言葉が“正論方向”で無難なモノに振れすぎると、子どもは聞く耳を持たなくなる傾向はあります。

つまり、「誰でもが言いそうなこと」です。

そこらへんを歩いている普通のオッチャンとかも言いそうなこと、と思われたら急に説得力が落ちる、これは皆も生徒経験として何となくわかるのではないでしょうか?

人から借りてきた言葉ではなく、講師一ひとりひとりのパーソナリティを通して出された“真に腑に落ちた言葉”として認識されたら、生徒には刺さります。

とくに人間関係ができていれば尚更だと思います。

自分の経験を通して思ったことや、成功・失敗体験を絡め、楽しく話せると更によいと思います。
もちろん正論コテコテな言葉であっても、“ホンネ感” ”経験に裏打ちされてる感”があれば、全然通じると思います。

今回はここまでで…!
ぜひぜひ、そのあたりの意識を持ちつついきましょう♪

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この記事を書いた人

岩田英証のアバター 岩田英証 学習教室サクセス 塾長

生徒一人一人が安心できる居場所を目指しています。同時に、知的好奇心・やる気を刺激し、互いに高め合える環境を提供することで成長を支えたいと思います。この想いのもと、みなさんの可能性を最大限に引き出す教室運営に努めています。

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