今年の「希望高調査」から見えること

おはようございます!岩田です。

今日で2週間にわたった第4期早朝学習が終わりました〜(T_T)

そして子どもらを学校に送り出した所です。

今頃、頑張ってくれていることと信じます。

 

さて!少し前ですが、公立高校の「希望高調査」が発表されました。

やはりこれは僕らもヒヤヒヤというか、ドキドキしつつ見ました。

近隣高中心にになりますが、昨年の同じ時期(9月)の希望数と今年とを比べた数値を見ていきます。

また10月21日に次の入試の定員も発表となりました。そちらも合わせて記載しております。

近隣高で、定員の増減はありません。(少し遠いですが、西宮北が「-40」、緑台も「-40」となりました。)

※下の表は新聞発表等をもとに岩田がリライトしたものです。正確なはずですが、打ち間違いがないとは保証できません。

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●県立伊丹高は去年とまったく同じ。伊丹北高、市立伊丹高はやや増。そして西高は意外と減っている、という出方です。ただ北高や市高を希望で出している人が西高に一定回ってくるので、相互補完的に分配されてきて、市内4校は結局例年並みになるのではないかと思われます。

●伊丹に関しては「例年並み」という言葉が怖いのです。。。どこも倍率が高いので。大きな「減」は見てとれないので、やはり今年も例年並みの厳しい状況を想定しておかなければならないでしょう(多少、西高のカットラインが下がる可能性はあります)

●川西明峰は今年、去年の同時期に比べ増えたとは言え、やはり少なめ。今年も西高受験の際の滑り止めとしては機能するでしょう。宝塚東、尼崎西も同様ですが、今後の動きには注意が必要です。

●武庫荘総合の「511」(!)は気になります。かなりの数ですね。今後散らばっていくことは必然なのですが、分散しても一定(1.25程度)以上の高倍率になることは避けられなさそうです。

●尼崎双星の「510」も衝撃的です。(200人に対しての数字です)武庫荘総合同様に、高倍率は避けられません。久々に「1.4倍」を超える可能性もありますので、いざ受験となると覚悟を決めないといけません。

●尼崎稲園は例年にないぐらい多いですね。今後は落ちついて来るはずなのですが、稲園を第1希望で書いた子らがどこに回ってくるのか、という部分が不気味です。伊丹に近い子であれば、県立伊丹・伊丹北にくるでしょうし、西宮なら市立西宮や西宮東に、宝塚なら宝塚北などであれば、それほど多くは希望が出ておらず、高学力の子が回ってくる先として、受け皿がそれなりにある状態です。緑台も同様です。

●ただ、全体通して言えることは、「今後、散らばっていく」ということです。これは絶対に言えることです。このままで入試を迎えることはありません。実質は倍率は落ち着いてきます。ただ、昨年と比べてみての人気度と昨年の倍率を見ることにより、今年の倍率がどうなるか(上がるのか、下がるのかなど)はある程度は察しがついてくる部分でもあります。

こういうお話を毎回すると、「じゃあどうするか」、ということになるのですが、

やはり力を付けるために、「努力をする」それに尽きると思います。

「あー、今年はついてない」とか「去年だったら楽だったのに…」なんてことを考えても良い結果には繋がりません。

この”周辺環境”は自分では変えられません。それを100%受け入れ、やるしかありません。

覚悟を決めるには厳しめの数字を目の当たりにすることはは良いことかも知れません。もう行くしかないのです!

また私立の募集要項も先日、新聞などに出ていましたね。各学校コースなどそれぞれなので、1つ1つは挙げていくことができませんが、見かけの倍率と実質の倍率には十分に注意が必要です。

特に併願として多くのお子さんが受ける学校というのはかなり膨らまして合格者を出します。よって見かけ上、倍率が10倍ぐらいになっても、実質の倍率は「1.02」ぐらい、というところがほとんどですので、その高校のHPやパンフなどの詳細をご確認下さい。

岩田

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この記事を書いた人

岩田英証のアバター 岩田英証 学習教室サクセス 塾長

生徒一人一人が安心できる居場所を目指しています。同時に、知的好奇心・やる気を刺激し、互いに高め合える環境を提供することで成長を支えたいと思います。この想いのもと、みなさんの可能性を最大限に引き出す教室運営に努めています。

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