昨日夜、
NHKスペシャル「発達障害~解明される未知の世界~」
という番組がありました。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586892/index.html
どうにか子供らを早く寝かせ(汗)、食い入るように見てしまいました。
この番組で非常にわかりやすかったのが、
いわゆる発達障害の人には「こういう世界が見えている」という可視化された映像です。
たとえば、
授業中に集中できない子の思考や関心の先
文字がうまく読めない子の視線や思考
こういったことは、映像として可視化されないと、なかなか分からないものです。
体感としてとらえることができました。
どうしても集中できない子たちは、学校でも塾でも「怒られる」対象になることが実際多いことでしょう。
そのような経験が積み重なり、いわゆる二次障害がでてしまいます。
イギリスの調査で、自閉スペクトラムの最大70%がうつを発症する、ということも番組の中で紹介されていました。
(ただイギリスではその対策も進んでいるようで、週に1度、店内の照明や音を落とし、感覚過敏の人に配慮する試みをしているところも多いということです)
集中できなくても、何かに過敏で、うまく目の前のことができなくても…。
見えている世界が、そしてとらえ方がこんなにも違うんだと他者が分かっていれば、
接し方も変わるのではないかと感じます。