伊丹市の高校受験専門の個別指導 学習教室サクセスの岩田です。
はい、ちょっとした連続モノの続きです。
2020年にセンター試験は廃止。”普通の勉強”をしていて大丈夫?
結論から言うと、「大丈夫です」。
小学校~中学校でやる”いわゆる普通の勉強”をしっかり繰り返し、叩き込むようにやって下さい!
国は「先行きが予想しづらいこれからの社会では知識の量だけでなく、自ら問題を発見し、答えや新しい価値を生み出す力が重要になる」という考えから、
センター試験を新時代に役立つ力を測る新しいテストに衣替えする方針です。
ただ、
・自ら問題を発見する力
・答えや新しい価値を生み出す力
を育んでいくのも、小中学校でやるような基礎知識、つまり”元(もと)”がないと、その上に何も積み上がってきません。
大工さんがいくらウデを磨いたって木材そのものがなければ、家は建ちません。
やたらと「新学力観だ!」(←この言葉自体もかなり昔から言われています)といわれていますが、
妙に浮き足立つのもどうかと思います。
まずは小中学校でやるような基礎があることが前提での話です。
ただ!英語に関しては、それらの力の計測を「外部試験」に頼るというのがほぼ既定路線でです。
大学が課する問題のみで4技能(書く・読む・話す・聞く)をバランス良く計るというのはほぼ不可能です。
よって、早めの段階で英検を受験し、今後に繋げていくことが大切だと思います。
本来、英検以外にも検定的なものは多く存在しますが、通っている中学校が会場になっており、問題集もよく揃っている英検が最も取り組みやすいと言えるでしょう。
英語に関しては、これまで以上に「外部試験」に慣れておくことは”センター試験廃止後”を見据えると、重要さが増します。
また、合格級によって入試で加算点があるなど、すでに高校入試にも影響があります。(ただし「準2級から」加算されるというところが多いです)
あと1つ言えることとして、「学び方が変わる」。これは確実にあると思いますし、すでに変化は訪れています。
ほとんど事はインターネットで調べられてしまいます。自分が興味のあることは、学校の先生に教えてもらわなくてもガンガン自分でやってしまえる時代です。
たとえ十分に英語ができなくても、例えばGoogle翻訳などを通じて、外国人とコミュニケーションも取れてしまう世の中です。
意欲や関心に蓋をせず、没頭するように何かを勉強できる環境は整いつつあります。そういう何かに巡り会えると良いのですが…!