岩田です。
だんだん寒くなってきたものの、そんなに12月という感じはまだしないですね?私だけでしょうか?
こないだの日曜、子供らをつれて、箕面の滝に歩きに行っていたのですが、オオサンショウウオを見ることができました。
これは嬉しかったですね。
これまでおサルにはお目にかかったことがあったのですが、オオサンショウウオは初めてです。
かなり大きめな固体に遭遇できました。ただ、動きがのろい!!笑
人だかりができていなければ、発見できませんでしたね。
さて!本題に戻します。
タイトルに書いたように
「学校の定期テストで平均点取れない子が模試を受けるべきか?」
という点です。
塾長としての立場的に、そりゃ「YES」と答えるんでしょ?といわれそうですが、これに関しては私は微妙なスタンスで考えています。
というのも、模試の問題は学校の定期テストよりも基本的に難しいことが多く、学校の定期テストの「マイナス20点」ぐらいになるという感覚です。(もちろん受ける模試の種類にもよります)
例えば平均点取れない子が受けると、素点として35点とか40点とか、普通に出てしまいます。
それを受け取るリテラシーと、ある種の耐力がないと、平均点以下の子は受けない方がよいのでは、と思うこともあります。
もちろん正論でいくと、「自分の偏差値を知ることは大切」となるのですが、だいたい偏差値は察しも付きます。
学校の定期テストで、平均点ギリギリ達しない子の偏差値はだいたい「43」ぐらいです。
平均から大きく割り込んでしまう子は偏差値30代になってしまいますね。
いくら厳しい結果になっても自分の数値を抑えておくことは大切ではありますが、さすがに素点が30点台だったり、低偏差値を突きつけられると、さすがにやる気を失います。
特に勉強ができない子にとってはそうなるのは自然なことです。
模試までのわずかな期間とは言え、それに向けていくらかの対策・努力ができるのであれば、受ける価値はあると思います。
ただ低学力、そして模試まで何の努力もしない(いわゆる「ノー勉」)で迎えるのであれば、辞めた方が良いと思います。
(ガツーンと「ショック療法」を狙うのもやや高度でリスキーなワザです…)
もちろん最終決定はご家庭委ねますが、こういう意味で私は無条件に「模試を受けるべき!」という言い方をしていません。
ただ!!!
受験学年は受けて下さいね。いや、ほんと。志望校決定の材料が乏しくなりますから。